2018年11月20日

小ネタ:ありがとうJupyter拡張、こんにちはPython拡張Interactive

前置き

とても優秀な存在であった、Visual Studio CodeのJupyter拡張ですが、本家Python拡張にて同等機能が取り込まれたことにより、不要な拡張機能となりました。
参考:
https://blogs.msdn.microsoft.com/pythonengineering/2018/11/08/python-in-visual-studio-code-october-2018-release/
https://news.mynavi.jp/article/20181109-721502/

使い方

Python拡張のInteractiveモードは、元祖Jupyter拡張と同じく、Cellを定義してあげれば動きます。
先のリンクにあるように、「# %%」と入れればセルの出来上がりです。Run CellをクリックすればJupyter Notebookのように動いてくれます。たったこれだけなので細かい説明は不要でしょう。

じゃぁ、なぜわざわざブログを起こしたのかといえば、そう、キーバインドです。

今までJupyter 拡張を利用していた人は、Ctrl+Enterでセル実行をするのが当たり前になっていたので、今更ショートカットキーなしの生活には戻れますまい。
そんな訳で、keybindings.jsonに以下の項目を足してあげましょう。


[
    {
        "key": "ctrl+enter",
        "command": "python.datascience.runcell",
        "when": "editorTextFocus"

    },
    {
        "key": "ctrl+shift+enter",
        "command": "python.datascience.runallcells",
        "when": "editorTextFocus"
    }
]
これで、今までどおりに実行できます。ついでにCtrl+Shift+Enterで全セル実行も定義してみました。

補足

Pythonの導入等にお困りの場合には以下のリンクから辿ってください。
https://ntnl-it-wiz.blogspot.com/2018/09/vs-code-pythonelasticsearch.html

追記

記事を上げたときには気が付かなかったけど、Run CellはShift+Enterでキーバインドされていますね。 新規に使用する人は互換性を気にする必要もないだろうし、Jupyter Notebookと同じキーバインドだし、Shift+Enterで覚えればよさげですね。

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